鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

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真竹 釣船 

2015年05月07日

おはようございます。

連休も終わりましたので気分を入れ替え今日から通常モードです。

 

先日茶席用の釣船を製作しました。

 

 

 

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茶席用は横幅が短いのが特徴です。

連休前より製作開始しておりました真竹の釣船を仕上げに向け加工します。

 

 

 

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真竹を加工して製作する釣船。

八面に削った筒を切口に埋めます。

八面と切口をピッタリ合わせる部分がとても難しいです。

 

 

 

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舟の先端部分になります。

斜めにカットする部分は竹の皮がささくれないように加工します。

電動丸ノコなどを使えば簡単にカットできますがささくれます。

竹の性質を理解する事でささくれないようにカットができますが方法は秘密です。

 

 

 

 

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竹の繊維は根から葉先に向け真っ直ぐに密集しています。

切口は両側よりナイフを入れる事で綺麗に削る事ができます。

仕上がりまでもう少しです。

 

GW最終日は〜

2015年05月06日

いつも観覧ありがとうございます。

GWも本日で最終日でした。

明日から仕事が始まる人や、有給などを使い10日まで休みの方々もいらっしゃるのでしょうか。

連休中は特に遠くにも行かず家族でバーベーキューをしたりとゆっくりとした時間を過ごしました。

最終日の今日は休むつもりでいましたが、特に予定もなく気づけば朝から竹加工を行っていました。

 

 

 

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連休前に掘り出していた自在鉤用の根付きです。

気温も暖かく竹が悪くなりそうでしたので朝から油抜きをしました。

 

 

 

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通常は炭火で油抜きをしますがバーナーを使いました。

バーナーは一点に熱が多く集まるので焦げやすいです。

焦がさぬよう少しずつ根気よく。

 

 

 

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根はハツリ前です。

種茎が中に隠れています。

土をおとし根を削るまでは種茎の形が分かりません。

種茎の形が悪ければ自在鉤としては商品にならないので種茎付きの商品は材料の時点で当たり外れがあります。

休みでも何か手を動かしていなければ体が固まってしまうような気がします。

仕事、遊ぶ、休むとメリハリが大切ですね。

 

これからの季節は梅雨に向かい竹製品の加工に向かない季節です。

カビが発生したり湿度の変化により割れも心配されます。

鍋田竹材では湿度が高い日の梱包発送はなるべく避けております。

週間天気、晴れもありますが雨日の方が多く感じました。

梅雨までカラッと晴れてくれる日が多ければありがたいです。

 

 

 

 

茶席用 花器

2015年05月03日

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。

鹿児島は雨、各地イベント開催されておりますがあいにくの雨です。

鍋田竹材は暦通りお休みを頂いておりますが、定期的にホームページは更新してまいります。

mailでの問合せ等は通常通り確認しましてご連絡いたします。

 

先週は茶席で使用する花器の製作をしておりました。

 

 

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茶席で使用される釣り船の製作もご依頼頂きました。

奥が見本品でお送りしただき、手前が製作中の器です。

 

 

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図面や見本品をお送り頂ければオーダーで竹の加工を行っております。

竹製品は沢山の種類と型がございます。

お気軽にご連絡頂ければお見積りをお知らせさせて頂いておりますのでよろしくお願い致します。

 

鍋田竹材 099-653-0765

 

 

 

染め竹〜籠用〜

2015年04月30日

先日赤く染めた真竹を緑と紫の染料を使い黒く染め上げました。

 

 

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左から茶色に染めた茶竹、赤く染めてから緑と紫で2度染めした黒竹、晒竹です。

 

 

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茶竹の表面です。

 

 

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赤く染めてから紫と緑で染めた黒竹の表面です。

黒竹は籠製品に編んでからクレンザーなどで軽く磨く事により下地の赤が出る事で光沢が出たように見えます。

 

染め竹をご利用頂き、籠製品製作の幅が広がれば幸いでございます。

 

価格は鍋田竹材へお問い合わせください。

TEL   0996-53-0762

晒竹から染竹へ

2015年04月27日

快晴の薩摩地方、気温も25℃あります。

昨日東京より帰って来ましたが、Tシャツでも汗ばむ南国鹿児島。

外仕事では麦わら帽子が必需品です。

 

 

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今日は窯を染用に変え、竹を染める工程を行っております。

白の晒竹を赤く染め、赤くなった竹を黒く染めます。

 

 

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赤く染まった竹を黒くする事で深みある竹色へかわります。

今日は赤く染める工程、天気を見て後日黒く染めます。

 

真竹〜油抜き〜

2015年04月26日

日曜日いかがお過ごしでしょうか。

数日天気が良くなり真竹の油抜きをした一週間でした。

 

 

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梅雨時期になると色がでないので晴れ日が貴重になっています。

 

 

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来週も雨日が数日予想されているので困っていますが自然には従うまでです。

計画よく材料の管理をします。

上記の写真にある油抜き後の真竹は2週間ほど天気が続いてくれれば色が出て出荷できるようになると思います。

お待たせしているお客様にはご迷惑おかけしております。

目黒雅叙園

2015年04月24日

晴天の都内、ジャケットが手荷物になるほど暖かいです。

目的であった雅叙園に行ってきました。

 

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残念ながら場内撮影禁止。

文化財の百段階段も禁止です。

エントランスは撮影OKとの事でしたので撮らせていただきました。

 

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全く内容のない投稿となってしまい申し訳ありません。

百段階段のそれぞれの間に素晴らしい作品が展示されておりました。

チケットを頂きましたY様ありがとうございました。

東京へ

2015年04月24日

おはようございます。

 

久しぶりの東京出張です。

今回東京へ来たのは目黒雅叙園で開催されています、『いけばな×百段階段』が目的です。

様々な流派の作品が開催期間中週ごとにいけばなを楽しめます。

 

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今朝は満員電車に乗車しもみくちゃになりました。

人の多さに活気を感じます

高温多湿 竹屋だより

2015年04月15日

連日天気が悪く悪戦苦闘している鍋田竹材です。

暖かくなりだした頃より雨日が多く竹材にはカビが出ております。

 

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太陽の光を浴びて乾燥させたくても晴れ日が続いてくれません。

高温多湿により蒸れ材料が使えなくなりそうです。

 

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外に干していた竹は屋根の下に一時避難。

晴れが待ち遠しいです。

季節の変わり目の秋や春は竹製品にとって割れやすい時期です。

昼と夜の気温や湿度の激しい変動で竹の表面が割れてしまいます。

自然環境の中で育つ竹ですが油を抜いて乾燥した晒竹は自然の湿度や気温に竹皮が敏感に膨張収縮し割れにつながります。

風が吹かずエアコンの影響を受けない場所での保管をおすすめいたします。

 

竹屋だより 晒竹

2015年03月31日

天気の良い日が続いてほしい時に見る週間天気は下り気味が多い良いな気がしております。

真竹を湯抜きした晒竹は太陽の恵みをもらい色がでます。

 

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ご注文頂いてからお待たせしているお客様へ、もうしばらくお待ち頂ければと思っております。

少しでも良い竹をお送りしたいと考えながら竹山へ足を運びます。

遠くよりご注文頂けるお客様は竹選びができません。

弊社で良い材料を選びお送りさせて頂いております。

上等な竹は一山に数十本もありません。

 

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長らくお待たせしておりますが、天日が続けば良い竹を発送できます。

晴れ日が続いてくれる事を思う日々です。