鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

タイトル

げんのう

2015年01月29日

梅の木の蕾はもうじき花を咲かそうとしています。

鹿児島県内早い所では花が三分咲いている場所もあるようです。

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鍋田竹材では真竹の花器を中心に材料調達、油抜きを行っております。

真竹で製作した  げんのう  をご紹介します。

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真竹を地中深くまで掘り加工したげんのう。

根の形は掘って加工してから分かるため根の形によっては商品にならない材料も多くあり、数が多く製作できない花器です。

3本根掘りをし、3本とも根の形が悪くげんのうにならない事もあります。

向かい掛けとして生けます。

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背面には壁掛け用の穴が空いております。

根付きの商品は製作期間2ヶ月です。

晒竹 真竹 お知らせ

2015年01月29日

油抜き釜の準備が整いました。

晴れ日には油抜きを開始いたします。

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長めの真竹は半分ずつ煮ておりましたが、釜の長さを延長し一回で煮れるようになりました。

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油抜き完了後、乾燥しだい御注文頂いている方より発送させていただきます。

晒竹をお探しの方は鍋田竹材ホーム問い合わせ又はお電話よりお気軽にお問合せ下さい。

鍋田竹材  0996-53-0765  (FAX兼用)

メジロとみかん

2015年01月25日

10時と15時のお茶によくミカンを食べています。

この時期になるとミカンはお手頃で美味しいです。

ミカンを食べる季節になると毎年メジロが鍋田竹材にやってきます。

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美味しいミカンをおすそ分けしました。

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大盤振る舞いでミカンを植木の補強棒に3つ。

少し傷んだミカンですがメジロにとってはお構いなしのようです。

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根付き自在鉤

2015年01月24日

天気の良い土曜日いかがお過ごしでしょうか。

陽の下はポカポカと暖かいです。

工場内に保管していた自在鉤を数日ぶりに陽に当てております。

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週半ば天気が崩れ湿度が上がりカビを心配しておりました。

工場内は塗の製品があるため何時でも窓を開ける事ができないため定期的に外で乾燥をかけます。

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写真の自在鉤は在庫品です。

 

真竹 根付き

2015年01月23日

風の強い金曜日、昨年印を付けた真竹山に来ております。

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真竹一重切りなどの材料になる竹の掘り出し。

竹山の奥でわあまり風を感じませんが竹の笹がザワザワと大きな音を立てております。

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掘り出した根付き真竹です。

1日かけ十数本、無理をすれば身体にさわりますので根掘りはホツホツと行っております。

晒竹 についてお知らせ

2015年01月23日

真竹籠用の晒竹についてお知らせです。

現在湯抜き窯の補修新設により油抜き加工ができない状態です。

御注文頂いているお客様やお待ち頂いている方々にわ大変ご迷惑をおかけしております。

油抜き再開の目処が立ちましたらこちらのおしらせよりご連絡させていただきます。

DIY 真竹洗浄台

2015年01月18日

日曜日いかがお過ごしだったでしょうか。

鍋田竹材は竹仕事はお休みを頂いておりました。

1月〜3月にかけ籠用真竹の油抜きを定期的に行っております。

日曜日の今日は油抜き後にたけを洗浄する台を製作。

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木材と塩ビ管を準備し、ある程度の寸法を決めDIYです。

塩ビ管は回るように計算し塩ビ管の上を油抜きした真竹が転がるよう目分量で設計しました。

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木ねじは深めに打ち竹に傷がつかないように。

足を付け完成です。

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足となる木材が少し細く感じますが軽い真竹が乗るだけなので強度的には満足いっております。

少しでも綺麗な籠材料をお客様へお届けしたく傷のつきにくい台を製作しました。

うまく転がるか分かりませんが手直ししながら使用していきます。

竹山整理

2015年01月18日

寒い朝、今朝は特に霜が強かったように感じます。

昨日は竹山の整理に行きました。

昨年12月に門松用の孟宗竹山の竹を切り出しておりましたが余分に切っていた竹をぶつ切りにし紙の原料(チップ)加工工場へ運びました。

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地元さつま町には竹をチップ加工し隣町の工場にて紙の原料として使用されております。

数年前までは門松材で余った竹はゴミとなっておりましたがチップ工場ができ大変助かっております。

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トラックに積み7台ほどチップ工場へ運びました。

山には笹のみが残り綺麗になりました。

笹は竹ほうきの材料となります。

竹山は手入れをおこたると枯れ竹が増え段々と荒れていきます。

竹山が荒れていたり散らかっていると仕事中怪我のもとになるので整理がかかせません。

華道 生花 寸胴製作

2015年01月16日

一日天気の良かった鹿児島県さつま町。

日中は気温も上がり薄着で調度良い気温でした。

昨日に続き本日も寸胴の油抜き。

一日中炭火に向かい竹の油抜きをしております。

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炭火で真竹を炙るこの工程は竹を炙りますが人間も炙れます。

特に膝と顔が真っ赤になります。

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火力を一定に保ちながら均等に竹を炙る、少しでも気を抜いたり他に気をとられていると竹が焦げます。

座りながらの作業は疲れませんが、今期がいる工程です。

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昨日油抜きをした真竹は一日で黄緑がやや黄色の強い黄緑へ色が変わりました。

今日のような天気が続けば3週間ほどで乾燥が完了するかと思います。

明日も油抜きです〜!!

真竹 寸胴 油抜き

2015年01月15日

真竹山より傷のない寸胴用の竹を調達してきました。

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炭火による油抜き。

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油を火で炙り浮かせ布で拭き取る事で綺麗な黄緑色になりました。

この竹を天日で一ヶ月ほど干す事で色が変わります。

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水分が抜け色が変わった真竹は非常に軽くなりました。

寸法に合わせ切り銅板でおとしを入れ完成となります。

仕事が捗るは天候しだいです。

雨も必要ですがこの時期の乾燥した空気と天日は鍋田竹材にとって恵みです。