鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

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高温多湿 竹屋だより

2015年04月15日

連日天気が悪く悪戦苦闘している鍋田竹材です。

暖かくなりだした頃より雨日が多く竹材にはカビが出ております。

 

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太陽の光を浴びて乾燥させたくても晴れ日が続いてくれません。

高温多湿により蒸れ材料が使えなくなりそうです。

 

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外に干していた竹は屋根の下に一時避難。

晴れが待ち遠しいです。

季節の変わり目の秋や春は竹製品にとって割れやすい時期です。

昼と夜の気温や湿度の激しい変動で竹の表面が割れてしまいます。

自然環境の中で育つ竹ですが油を抜いて乾燥した晒竹は自然の湿度や気温に竹皮が敏感に膨張収縮し割れにつながります。

風が吹かずエアコンの影響を受けない場所での保管をおすすめいたします。