タイトル
晒竹 乾燥中
2016年03月27日
自宅前にある桜のつぼみも大きくなりもうじき桜が開花しそうです。
春に近づき温かく過ごしやすくなってきました。
時に冷たく寒い日もありますが春は確実に近づいていますね。
先日油を抜いた晒竹もここ数日の天気と乾燥した空気によって色の変わりも順調です。
染だけの製作もあり在庫が少し増えました。
昨日の湿度28%と低く乾燥した空気によって晒竹も割れる音が頻繁に聞こえます。
この時期は竹が最も割れやすい時期です。
風が強く乾燥した冷たい風は竹の割れの原因です。
お手持ちの花器はなるべく風に当たらない場所で管理するのがベストです。
試作品製作
2016年03月27日
天気の良い日曜日、午前中は竹製品の試作テストを行いました。
竹材にマスキングをし、マスキング以外の竹皮を剥ぎます。
剥ぎとった部分は塗料がしみやすくなるので色付けします。
仕上がりは上の写真です。
竹の表面加工した部分には塗料がしっかり付きますが、竹の表面に塗った塗料は剥がれやすい特徴がありました。
竹に色を塗るためには竹の皮剥は必須だと考えております。
マスキングの張り方しだいで様々な模様を竹に描くことができるようになりそうです。
健康機具 お灸
2016年03月21日
久しぶりの投稿となりました。
Web担当の息子です。
3月に入りインフルエンザになってしまい体調を崩しておりました。
体力も回復し元気になりましたが、インフルエンザはキツかったです。
予防の大切さを実感しました。
お客様より竹材のご相談を頂きました。
竹を輪切りにしてお灸に使用されるようです。
輪切りの竹に布を張り手作りされているようです。
一式セットでお灸セットを頂きました。
説明文も絵柄付きで非常に分かりやすく、効果も実感いたしました。
今まで健康器具として代表的な竹製品は竹踏みでした。
お灸でも竹が利用できると初めて知り、材料のご注文も頂けご縁を感謝しております。
小さな竹屋を訪問して頂きありがとうございます。
お灸用に丁度良い竹材を早速調達し油抜き、加工して出荷させて頂きます。
竹の説質を理解すれば、まだまだ竹の有効利用できる場所は沢山あるかもしれないと実感しているところです。
また雪が降りました
2016年02月16日
今日は寒い一日となりました。
風は冷たく、霙は雪へと変わりました。
そんなに積もる事はないだろうと思っておりましたが、今朝は少し積雪が見られました。
道路が積もるほどではなかったです。
自宅で3㎝程でしょうか。
車の屋根に積もっています。
山沿いは銀世界を感じました。
寒くなったり暑くなったりと寒暖の差が激しく、地元の小中学校ではインフルエンザも流行しているようです。
毎年風邪はひいてしまいますが、インフルエンザは注意しています。
雪が積もりました
2016年01月25日
23日夜より降り始めた雪は一晩で多く積もりました。
週末は交通機関も乱れ、雪は大きな影響をあたえました。
雪は30㎝近く積もっている場所もあり、数年ぶりの大雪に子供たちが遊ぶ風景を多く見かけました。
月曜日の今日は交通機関は調整中、通勤通学には危険があると学校は休校、地元企業でも休みが多いようです。
今朝の気温は氷点下10度と出ておりました。
明日にはある程度雪も解けてくれる事を願っています。
竹の力 竹の有効利用の模索
2016年01月19日
先週末は車で4時間、福岡へ出かけてきました。
竹の有効利用、竹に秘められる力、とある竹加工業者へ訪問〜
ちょいと寄り道の博多駅は人も多く目が回りました。
日本全国には竹を加工される同業者様は数多くおられます。
鍋田竹材は花器を中心に製造販売しておりますが、籠専門や食器専門など様々な竹加工業者がいらっしゃいます。
その中で私が注目している分野で活躍されている方が福岡におられます。
訪問させて頂いた業者様で見せて頂いた緑の茶葉のような物、これは竹の笹を砕いた状態。
弊社では基本的に竹の根本を多く使用し葉先は山へ放置、竹ほうき業者様が後日集荷する事で竹山を綺麗にさせて頂いております。
ただ、全ての笹が回収されるわけではありません。
何か有効活用できないかと思っています。
竹を使用して様々な産業を模索されているエンジニアの社長様とお話させてもらい、竹の有効利用や竹の力について情報共有させて頂きました。
花器一本で仕事をさせて頂いてきておりますが、地元も竹林は森を食い竹林面積を広げ。
木にくらべ成長の早い竹、何か有効利用はあるはず!
竹に秘められた力を引き出す、これも竹屋の使命だと思っています。
竹山は財産ですが、森も財産です。
バランスの取れた環境作りにも貢献できたらなと思っています。
根付き竹材加工〜
2016年01月19日
2016年も半月があっという間に過ぎ、1月も後半戦となってきました。
多数のご注文頂き忙しい日々を過ごさせて頂いております。
仕事初めより山仕事が始まり、掘ってきた竹根のハツリを行っています。
孟宗根付き舟など大物などのご注文も頂いております。
竹根の中には小石などが隠れており、ノミなど壊す恐れがあるので慎重に根をハツリます。
ハツリ終われば油抜きの工程です。
質の良い竹、竹それぞれに個性があり様々な節の形自然のシミがあります。
竹の肌を確認できるのは油抜きし天日で乾燥し晒竹となってからです。
時には乾燥してから商品にならない竹も珍しくありません。
油抜き後から加工までは天候に左右されます。
昨年は天候に恵まれませんでした。
今年は晴れ間が定期的に続いてくれると嬉しいです。
鬼火焚き 地域行事
2016年01月12日
お正月も終わり本格的に2016年がスタートしました。
1月9日に地域で鬼火焚きが行われ、正月で飾っていたしめ縄や門松を一緒に燃やしました。
鬼火焚きは大やぐらを焼いて正月飾りについてきた悪霊や鬼を追い払う鹿児島伝統の行事です。
竹で作った大やぐらに正月飾りを入れ火入れをします。
竹が火に炙られ膨張し破裂する音が響きます。
大やぐらも燃え、残り火で餅を焼いて食べ一年の健康を祈願しています。
今年は空にまっすぐ火柱が上がりました。
火の勢いが強ければ今年一年良い年になりそうな、そんな気持ちで見ていました。
2016 仕事初め
2016年01月06日
おはようございます。
本日より仕事初めとなりました。
新年最初のお仕事は竹山の清掃からです。
門松用で切り出した竹山には根本の太い部分が多数残したままになっています。
筍収穫の邪魔にならぬよう寄せ集め紙の材料として持ち出します。
竹山の中には花器の材料として使用できる竹もあり目立つ印を付けてあります。
山の清掃と同時進行で根掘りもします。
その他、昨年よりお待ち頂いている晒竹や花器など製作中の商品も多数あり、おかげ様で新年より忙しくなりそうです。
商品を到着をお待ち頂いているお客様にはご迷惑をお掛けしております。
今年もお客様のご希望に添えるよう頑張ってまいりますのでよろしくお願い致します。
拝賀式 新春泳ぎ初め
2016年01月02日
昨日は天気の良い元旦となりました。
元旦は毎年恒例行事の拝賀式に参加、その後は新春泳ぎ初めです。
朝霧濃く川内川周辺は霧につつまれました。
朝日に向かい拝賀式、一年の無病息災を願いながら初日の出に挨拶をしました。
拝賀式の後は新春泳ぎ初めが開催されます。
地元の水泳関係者を中心に毎年沢山の方々が参加する新春泳ぎ初め、毎年関係者としてお手伝いさせて頂いております。
日中に近づき朝霧もなくなり晴天、日差しも暖かく晴々しい元旦となりました。