鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

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竹の力 竹の有効利用の模索

2016年01月19日

先週末は車で4時間、福岡へ出かけてきました。

竹の有効利用、竹に秘められる力、とある竹加工業者へ訪問〜

 

 

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ちょいと寄り道の博多駅は人も多く目が回りました。

日本全国には竹を加工される同業者様は数多くおられます。

鍋田竹材は花器を中心に製造販売しておりますが、籠専門や食器専門など様々な竹加工業者がいらっしゃいます。

その中で私が注目している分野で活躍されている方が福岡におられます。

 

 

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訪問させて頂いた業者様で見せて頂いた緑の茶葉のような物、これは竹の笹を砕いた状態。

弊社では基本的に竹の根本を多く使用し葉先は山へ放置、竹ほうき業者様が後日集荷する事で竹山を綺麗にさせて頂いております。

ただ、全ての笹が回収されるわけではありません。

何か有効活用できないかと思っています。

 

 

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竹を使用して様々な産業を模索されているエンジニアの社長様とお話させてもらい、竹の有効利用や竹の力について情報共有させて頂きました。

 

花器一本で仕事をさせて頂いてきておりますが、地元も竹林は森を食い竹林面積を広げ。

木にくらべ成長の早い竹、何か有効利用はあるはず!

竹に秘められた力を引き出す、これも竹屋の使命だと思っています。

竹山は財産ですが、森も財産です。

バランスの取れた環境作りにも貢献できたらなと思っています。