竹林を歩く 竹五重
2014年11月03日
昨日、日曜日は午前中あちこちの竹山を見てまわりました。
根付五重の材料を探しています。
昨年制作した五重です。
五重に適した竹を探していますが一本だけでは不安があります。
竹の成長過程で竹の内部に傷がある場合や、掘り出してから根の形が適さない竹もあるからです。
竹根に岩があり陥没している竹も年間数本当たります。
陥没も形によっては個性として良い場合も。
お客様よりオーダーを頂いてから材料探しが始まります。
満足していただく花器制作をする為に、まずは満足いく竹材を探し見つける事からスタートです。
華道には沢山の流派があり、それぞれ伝統と個性があると私は感じております。
流派に合わせた花器作り。
伝統を守りながら未来を想像する、現代の技術を使い新しい竹製花器の制作をする。
簡単な事ではありませんが日々が勉強だと感じております。