鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

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籠用晒し竹 真竹

2018年04月05日

いつもお世話になりありがとうございます。

各地域より竹籠用の材料として真竹のご注文頂き発送させて頂いております。

傷もシミもない綺麗な竹が取れれば一番理想ではありますが、上記写真のように傷やシミは必ず入っているのが自然の竹です。

その中でも綺麗なものを選び梱包させて頂いております。

上記写真の竹は傷やシミが特に多い竹、このような晒し竹は染め竹に加工します。

竹山に立つ竹同士が台風や強風によりお互いぶつかり合い傷が入っている竹がほとんどです。

弊社ではなるべく傷物を少なくする為に一本一本切り倒し、引きずらぬように短く切り分け手作業で山から車まで運びだします。

生竹のうちは少し擦れただけで傷となりますが、油抜きをし乾燥すると竹皮が硬くなるのか傷が入りにくくなります。

竹山から大量の竹を出す時には機械等で引きずり出すのが楽ですが傷が入り不良品がたくさん出ても困ります。

籠用の晒し竹は秋口から春までの期間に多くは切り出し油抜きを行います。

今からの季節は竹の調達としてはよくない時期、竹は寒い時期に切り出すのが良いので夏場等は在庫がありません。

晒し竹、今後ともよろしくお願いいたします。