鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

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母校と門松

2017年12月21日

門松加工が始まり二週間ほどたちました。

日中は通常業務と門松用の竹材調達、門松加工は夕方から22時頃まで夜業で制作しています。

そろそろ疲れが表情に出始める頃に早い所では門松が立ち始めています。

創立160周年と記念すべき年を迎える母校の小学校校門に大きな門松が設置されました。

TVで見かける門松は緑濃く綺麗な真竹が多いですが、さつま町は県内でも立派な孟宗竹がある町です。

肌は白っぽく真竹との見分けは節の形ですぐに分かります。

重量は圧倒的に真竹の方が軽いですが衝撃に弱く割れやすいのが真竹です。

正月花が飾られる前の写真ですが、葉牡丹が並び松竹梅の竹は立ちました。

松と梅、その他に譲りの葉やセンリョウにナンテンなど飾れば完成です。

2mの門松二段作りで孟宗竹6本太い部分のみ使用しています。

竹の長さにして約40mになります(袴竹含め)。

竹山に門松用で切り出した竹も残りが少なくなって来ました。

28日頃には門松加工を終了予定です。