竹の乳酸菌パワー 家畜利用
2016年07月15日
先日より製造開始した竹粉。(竹パウダー)
慣れない製造に悪戦苦闘しておりましたが均一な竹粉の製造が出来るようになりました。
竹にとって梅雨時期はカビ発生の悪条件が揃う時期、製造した竹粉にもカビが出るなどの問題が発生しましたが、試行錯誤の結果カビの発生を防ぐ保管方法と発酵方法を習得しました。
必要に応じて様々なご提案ができる準備が整いつつあります。
竹粉の利用方法として前回もお知らせさせて頂きました家畜の飼料、土壌改良材です。
その他に様々なご利用方法がありますが家畜での利用をまずご提案させて頂いております。
生後間もない子牛は乳離れから生後4ヶ月ぐらいまでお腹の調子が悪くなりやすい性質があるようです。
人間が腸の健康の為に食べる食材で発酵食品があります。
ヨーグルトなどの動物性乳酸菌、漬物なども植物性乳酸菌により腸に良い働きが期待されます。納豆などもです〜!
知らずのうちに人間は発酵食品を食べる事により腸はいつも健康です。
子牛の腸にも発酵食品を食べさせる事でお腹が元気になり餌を沢山食べて大きく成長。
竹を発酵、乳酸菌が繁殖した竹粉を飼料として食べさせる事で子牛のお腹の健康が期待出来ます。
竹粉のモニター様より子牛のお腹の調子が良くなった、毛艶がよくなり餌の食いつきが良いとご連絡を頂けるようにもなり竹乳酸菌の力を実感させて頂いております。
竹粉は週一ペースで製造しており、ご依頼頂いてから製造しております。
竹の持つ水分量によりロットごとに若干の質量の誤差が生じる為に重さではなくリットル単位での販売をさせて頂きます。
竹粉(さつま町産孟宗竹) 1リットル 50円税込み
牛一頭当たり8ヶ月出荷までのコストが毎回餌時5%使用で15000円程度です。
はじめて子牛へ食べさせる時には竹粉を警戒する事がありますので使用には一手間かける事をおすすめしておりますが、牛の育て方に様々な方法がありますので個別にてご提案させて頂きます。