鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

タイトル

竹の可能性

2016年06月20日

梅雨時期、本格的に雨が降り出しました。

朝から大雨と雷。

川も増水し鹿児島県の各地で避難準備の報道等を見ました。

梅雨時期はカビの発生等を懸念して製造自粛させて頂いておりますが、お陰様で忙しくさせて頂いております。

今回お知らせにて竹の可能性と題して投稿させて頂きましたしは、先日県内のとある方と竹に関してお話させて頂く機会がありました。

 

 

IMG_9642

 

 

竹の話になると竹屋としては興味津々。

上記写真は整地された場所に一本の木を植えてあります。

木を囲むように整地されている地面には竹を一原料としてしようしているコンクリートのような物で固めてあります。

地面の色はまさに晒竹の色です。

 

 

IMG_9641

 

 

この地面には雑草が今後生える事がない、つまり除草作業が必要なく植えられた木だけが成長するらしいです。

竹の通気性、吸水性により木には適度な水分が伝わるようです。

道路脇の花壇などもこの技術により除草作業の必要がなくなり道路管理等節約できそうです。

まだ実証中との事でしたが実際こちらの下地は販売施工されているとの事でした。

竹を使用した技術、竹の成長は素晴らしく資材不足にはならないと思います。

竹害が深刻になり森が竹に食われている今、竹を有効利用する産業が必要と思っています。

まだまだコスト面で難しい課題はありますが現代の技術により竹の可能性はまだまだ伸び白があると思っています。