竹パウダー 植物性乳酸菌
2016年03月28日
おはようございます。
本日は竹パウダーのお話です。
竹パウダーとは竹を粉末にした粉で、竹粉の中には乳酸菌がいます。
乳酸菌と聞くとヨーグルトなどの乳製品が思い浮かびますが、ヨーグルトの乳酸菌とは種類の違う乳酸菌が竹の中にいます。
植物性の乳酸菌。
身近な植物性乳酸菌ですと、味噌やぬか漬け、漬物などの中にいます。
植物性乳酸菌は他の細菌と共存する力があるらしく、体内の胆汁や胃酸などによって簡単に死滅したり分解されないようです。
よって腸まで届きやすいと言われています。
竹の乳酸菌も粉末にして空気に触れないような状態にすることで発酵します。
発酵することで乳酸菌数が増え、その竹粉をオーガニックな野菜作りの土壌改良材などとして使用している例も多数あります。
早速ではありますが弊社よりでる竹粉を乳酸発酵させ畑へ試験散布しました。
発酵した竹粉は甘酸っぱい香りがします。
竹乳酸菌が土に混ざり土壌も発酵します。
竹の生息する竹林の土には、乳酸菌や土着菌等のバクテリアが沢山います。
竹は成長段階で必要な水分を吸い上げます。
その水分と一緒にバクテリア類も竹の中に吸収されます。
その竹をパウダー状に加工する事で自然発酵しやすい状態に。
乳酸菌は土の中で善玉菌を活性化させ腐敗菌や病原菌などの悪玉菌を抑制すると研究結果も出ています。
土壌改良材として竹パウダーの試験をスタート。
結果が出るのはまだまだ先ですが、農業とコラボできる日を目標に自ら試験に取り組みます。
自然を材料にした土壌改良、科学的に畑の土に変化を付ける。
自然の物が人間に一番やさしいと思っています。