鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

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家族プレー 山仕事

2015年12月05日

門松用の孟宗伐採が始まり一週間、土曜日の今日は家族揃って竹山へ行きました。

父、母、息子二人、孫二人。

 

 

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子供達は笹の後始末係り、最初は手伝っていましたが探検したり落ち葉を投げたり、おやつを食べたり、遠足気分です。

 

 

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若い竹は残し、三歳程度の竹を材料として切り出します。

一年のうちで竹が一番水分を持たない時期ではありますが、それでも生竹はとても重たく腰、腕、肩にきます。

朝一の仕事初めは準備運動、無理をすれば体を壊します。

ホツホツと体を暖めながら無理をせず。

 

 

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三男、不器用な男ですが体力があります。

竹屋を手伝うようになって四年目、仕事ができるようになってきて皆助かっています。

 

 

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竹を見極め指示を出す頭。

 

 

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我が家で一番の力持ち四駆のトラックです。

門松竹材は太い製品もあれば小さい製品もあります。

様々なサイズの竹を調達します。

本格的に門松加工が始まるのは7日月曜からです。

 

 

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加工場へ持ち帰った竹はサイズごとに仕分けして加工を待ちます。

鍋田竹材で製作する門松は竹部分のみです。

県内の造園業さん、花屋さんよりご依頼頂き門松竹材を調達製作させて頂いております。

 

今では正月の飾り物のように思われておりますが、もとは歳神の依代といわれ、神が宿る安息所であると言い伝えがあります。

神が下界に降りる時の目印と考えられています。

 

皆様がよい歳神様を迎えられますようお手伝い出来る事を感謝しながら竹材調達させて頂いております。