鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

タイトル

さつま町人物伝

2015年12月02日

ようやく冬の到来かと思っていましたが、まだまだ日中は暖かく過ごしやすいです。

温かい事で竹材が蒸れて困っている鍋田竹材がいます。

昨年の今頃は外に火を焚いて暖を取っていたように記憶しています。

カラッとした寒さが竹材には適切です。

 

 

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さつま町10周年記念で発行された『さつま町人物伝』に私の祖父が掲載されております。

さつま町郷土史研究会の方々が製作され、研究会のメンバーの中の一人は父の学生時代の恩師だと聞きました。

 

 

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祖父は仕事も地域行事も頑張っていた、幼い頃の記憶があります。

祖父と父が真っ黒に汚れながら竹の油抜きをしている姿、祖父の笑顔が思い浮かびます。

年末の門松製作では高齢で力のなくなる祖父から私へ結びの工程がバトンタッチするように移りました。

私の男結び作業を見て「腕がよかっ」と言われた事を覚えています。

さつま町人物伝には歴史と思い出がたくさん詰まっておりました。

 

 

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12月もスタートし2015年もあと29日となりました。

締めくくり門松製作が始まりました。

門松製作では山仕事と丸のこを多く使用します。

怪我をせず年越しできるよう気を引き締めて行きます!!