華道竹製花器 根寸胴
2015年01月29日
太く肉厚な孟宗竹。
地元さつま町のシンボル竹でもある孟宗竹は真竹と違い肉厚で重量があり割れにくい竹です。
孟宗竹の根を堀り加工した根寸胴は華道生花で使用される花器。
通常の根寸胴は竹肌が白いですが、焼根寸胴は竹の皮を剥ぎ硫酸を塗り焼いております。
竹の繊維が焼け竹繊維の独特な模様が浮かび上がります。
通常の寸胴に一手間かける事により仕上がります。
竹を支える根元は節がつまり根の独特な型が重みを感じさせます。
天候に左右される竹製花器は乾燥に時間がかかります。
製作は約二ヶ月頂いております。