鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

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真竹山 材料探し

2014年12月29日

今年も残り3日となりました。

あっという間の一年。

昨日は日曜日でしたが来年に向け竹山へ出かけました。

山の中には山主と境界を示す杭があります。

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鍋田竹材は自社の竹山はありません。

さつま町内にある竹山を見て材料を探し、上質な竹材があれば山主さんを調べ竹をわけてもらいます。

昨日も50本の真竹の材料をわけてもらえました。

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根付きで使用できる竹や籠の材料となる竹など、竹のモト(根)からウラ(葉先)まで見て材料として使える竹を見つけ印をします。

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竹山で目立つようにピンクのテープで印をします。

竹の根を見て型の良い真竹は根付きの花器の材料に。

竹に触れる事で葉先の折れや竹の繊維を確認。

竹を叩き音と竹の反響により良い悪いを感じ選別します。

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竹山が変われば材質も変わります。

求める竹材は一山に数本〜数十本。

竹は沢山ありますが思う材料はそう多くはありません。

日々、時間があれば竹山をあるき材料探しをしています。

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真っ直ぐな竹は籠用の材料に適していますが、なかなか真っ直ぐな真竹はありません。

じっくりと竹を見ると節ごとに曲がっています。

正月休み、工場での加工仕事はお休みしますが時間があれば竹山に出かけたいと思っています。