鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

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梅雨明けが待ち遠しく

2015年07月13日

お世話になっております。

梅雨明けが待ち遠しい日々を過ごしている鍋田竹材。

材料にはカビが発生し、蒸れ濃い黄色に変色する竹材も出ています。

今年の梅雨は異常で困っております。

竹の内にでるカビをほっておくとカビ染みができ材料にならなくなります。

竹にカビが発生する度に水洗いをする日々が続いております。

6月には雷が落ち機材の故障もあり災難、未だ復旧できない機器もあります。

梅雨の合間に機器の点検や掃除など、梅雨明け後の加工に向けメンテも進行中です。

 

 

 

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12日、日曜日は地域の出行事草払いがありました。

午前中は雨が振らず曇りで草払い日和。

 

 

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街の中央を流れる河川敷の草払いです。

 

 

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13日月曜日、鹿児島は大雨の一日でした。

高温多湿は竹材にとって管理の難しく、竹工場内では除湿機がフル稼働です。

湿度60%をキープする事でカビの発生も最小限に抑えられます。

加工中の竹材は過度の除湿により割れが出る恐れがあるため管理が非常に難しいです。

先週、梅雨時期の晴れ間に竹山へ材料の確認に行きました。

長雨により竹山の竹の節管内には水が溜まり、竹出しも困難だと判断しております。

製品の製作が一月遅れている現状、お客様には大変ご迷惑をお掛けしております。