鍋田竹材 鹿児島件指定 伝統工芸品の証

タイトル

籠用竹材 真竹

2014年09月17日

朝晩だいぶ冷え込むようになってきました。

季節の変わり目なので体調管理には十分に気をつけていますが喉がイガイガしています。

今日は東京のお客様よりご依頼頂いた籠材料となる真竹を調達する為山へ出かけました。

籠用ですので節間が広く傷のない綺麗な竹を選び切り出しました。

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節間は長い竹で50㎝あります。

油抜きをし天日に干し色を出してからの出荷となります。

 

炭火 油抜き

2014年09月08日

朝晩だいぶ涼しくなってきました。

今朝も朝霧が濃く肌寒くも感じました。

日中はまだまだ暑いと感じますが晴れ日が続く事で仕事もはかどります。

先日に続き油抜きの工程が忙しいです。

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写真は炭で竹をあぶり油を抜いています。

炭はバーベキューなどでよく使用されるマングローブ炭。

マングローブ炭に竹炭を点火用で使用したりします。

マングローブを使用している理由は高火力。

木炭に比べ竹炭はすぐに燃え尽きてしまいますが着火が早く、着火剤の代役で使用したりします。

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炭の火力がとても大切で、竹の表面を均等に炙るためには火加減の調整が大切になります。

火加減に注意しながらの油抜きです。

当たり前ですが火力調整がまだらだと部分的に焦げたりします。

火力が弱くなれば竹炭を加えたり火力の強い部分の炭を弱い部分へ、送風を強くしたり調節します。

考え事やボーっとしていると真っ黒です。

電気式やガス式のバーナー等での油抜きや湯抜きがありますが、炭火で炙る事で他ではでない自然のツヤがでます。

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黄緑で綺麗に油がぬけました。

天日に干し色をだします。

油抜き 竹花器製作

2014年09月06日

竹山より掘り出した根付き孟宗竹。

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天候を気にする工程の油抜き。

夕立が多い今の時期、雨を気にしては仕事が進まず。

天候が悪く竹を放置しているとゴマ状の斑点模様がでる事があります。

製作予定の花器の材料として斑点がでないうち油分を抜かなくてはなりません。

数本の孟宗竹の油抜きをしました。

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炭火で竹の表面を炙り油を浮かせ拭き取る事で綺麗な黄緑色に変わります。

火で炙る事で自然のツヤもでます。

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上記の写真は油の抜けた部分と油の抜けていない部分の境目です。

竹の表面の油分を抜くことで竹はどんどん乾燥します。

これから数日間は天日に干し乾燥の工程です。

晴れ日が続いてくれると助かります。

櫂棒作り

2014年09月05日

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新たな櫂棒のご依頼頂きました。

写真は櫂棒の先端部を竹棒の太さに穴を削り微調整しています。

焼酎作りが真っ盛りのようです。

材料 孟宗竹

2014年09月04日

30年に一度の異常気象とテレビで報道されていました。

雨の多い日が続いています。

9月になり山仕事が忙しくなってきました。

形がよく材料になる竹を見つける為町内あちこち竹山を見て回りました。

竹山は沢山ありますが思った型の竹となるとなかなかありません。

時間があれば山へ出かけます。

雨日が多いので竹山は非常に滑りやすく危ない箇所もあります。

場所によっては四駆のトラックで登れない場所も。

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本日根付きで掘り出した孟宗竹です。

根付き二重や寸胴へ加工します。

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孟宗竹は油抜きをし天日にあて乾燥させます。

天気に左右される工程なので天気予報をみて油抜きです。

醸造 櫂棒

2014年08月22日

地元さつま町には3つの焼酎蔵があり9月頃より仕込みがはじまるようです。

鹿児島は芋焼酎。

毎晩お世話になっております。

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上の写真は先日製作しました櫂棒。

焼酎のもろみを混ぜる道具です。

本日は櫂棒でも特殊な形をした櫂棒を製作しました。

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櫂棒の先端に付ける部分です。

角材に円柱の歯を取り付けました。

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完成品が上の写真です。

竹の太さに合わせ穴を開け木材のみで固定しています。

美味しい焼酎ができますように。

豪雨

2014年08月19日

梅雨明け晴れ間が続きましたが台風到来をきに雨日が続いております。

雨が降ったりやんだり、竹製品にとっては気温湿度ともに高い日が続いております。

連日報道でもありますように各地豪雨による水害。

地元さつま町も平成18年7月15日〜24日にかけ猛烈な雨が降り町の中心を流れる川内川がはん濫し町が浸水しました。

鍋田竹材は高台にあり被害はありませんでしたが川内川沿いにありました先代の自宅は軒下まで浸水しました。

浸水後の後始末での苦労を思い出し災害に遭われた方々の苦労を察しております。

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櫂棒製作

2014年08月16日

お盆休み、晴天の少ない日が多く蒸し暑い日が続いております。

お盆休み中の午前中は焼酎メーカー様の櫂棒作製を行いました。

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さつま町内の竹林に櫂棒の材料になる丈夫で真っ直ぐな真竹を調達しにでかけました。

希望のサイズの竹材はなかなか見つかりません。

どれも同じ竹に見えますが肉厚や曲がり、竹にも質があります。

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最良の竹材を切り出しました。

肉厚で直径が約4㎝、長さが4m、16本ほど切り出しました。

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焼酎のもろみを混ぜる櫂棒の先端は木造です。

竹の太さは物により異なります。

竹の太さに合わせ木に穴を開けます。

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穴に切り出した竹を取り付け完成です。

竹に合わせ木材に穴を開ける作業、竹材に木材を取り付ける作業は時間がかかります。

釘などの金属を使用して取り付けであれば簡単ですが、食品に使用する道具なので金属は使用できません。

木材で釘を作りドリルで穴を開け木材釘を打ち込み固定しています。

この櫂棒で今年も美味しい焼酎が出来上がる日が待ち遠しいです。

さつま町夏祭り

2014年08月05日

地元さつま町で夏祭りが開催されました。

台風の影響もあり天候が不安定、当日の朝6時に開催判断との事でしたが、当日は雨も少なく開催されました。

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さつま町夏祭り恒例の「あっくいちゃめ」の写真です。

鬼のような獅子が子供を追いかけます。

御神行の時のみ現れ幼い子供の頭に噛み付き子供の無病息災を約束する厄払いです。

子供にしてみれば大変な恐怖です。

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町内各団体による神輿では子供神輿から大人神輿まで沢山の神輿が参加します。

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国道328号アーケードに140台の五ッ太鼓が鳴り響き約1000人が踊り歩くほか、三車巡行くやパレード、ねぶた運行など様々な催しが行われました。

祭りの最後には約4000発の花火が上がり終了しました。

沢山の写真を掲載しようとカメラを握っていましたが焼酎がすすみ写真がとれず終いでした。

川原さかなつかみ取り大会

2014年07月28日

2014 夏 第10回 川原さかなつかみ取り大会がありました。

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生まれ育った川原地区、毎年恒例の行事です。

川遊びの前にまずはクリーン作戦、川に落ちているゴミを拾い川を綺麗に。

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そして魚つかみ取り!

川の流入と流出部にネットを張り天然いけすを準備しました。

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今年はニジマスとうなぎを放流しつかみ取りです。

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子どもたちが夢中になり魚やうなぎを捕まえていました。

今年も沢山の親子さん達が来場してくれよかったです。

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